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ペットの病気

しかし、この10年前後の間に、コンパニオンアニマルたちの健康を脅かすさまざまなペットの病気が増え続けているのです。現在の日本社会は、子どもが少なく、お年寄りが多いという、少子高齢化社会です。ペットの犬や猫は、子どもやお年寄りにとって友達であり、心の支えとなるパートナーです。これからの社会では、心の病がさらに増加していくことでしょう。


ごく一般的な暮らしをしている人たちにとっても、コンパニオンアニマルはセラピストの役割を担っていく大事な存在になると言えます。最近では、ペットと呼ばれていた動物たちが、コンパニオンアニマル(伴侶動物)と呼ばれるようになり、人を支える大切な役割を果たすようになってきました。その動物たちの健康を守っているのが、小動物臨床に従事している獣医師です。意識調査では、ペットの飼育の方法、飼う側の意識改革が見られ、つまり、これまでの愛玩動物からコンパニオンアニマルという意識の変化に伴いペットの室内飼育が主流となっています。


飼い主とペットの距離がさらに縮まりコンパニオンアニマル化が伺えます。そして小型の純血種を室内で飼うことが最近のトレンドといえるでしょう。米国生物医学財団(FBR)はすべてのコンパニオンアニマルに対して、どんな時も首輪や識別標示を付けることを勧めているそうです。標示や埋め込まれたマイクロチップ、あるいは入れ墨でさえ迷子になったイヌやネコを家族が取り戻す際の助けとなるからです。


これまでその習性から猟に使用し、食用の肉にもしてきた犬を、現在では人間の身近において見る、触れる、なでるなどして、心を癒されています。老齢社会では若者から元気をもらう機会が減ってきましたので、コンパニオンアニマルに癒しを求めることが増えてきました。ペットが人間にもたらす安らぎや癒しの効果、コンパニオンアニマルとしての役割の重要性が理解されるに従って、集合住宅の中でペットと暮らすことを認める動きが広がってきました。

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